さすが全国屈指の強豪

格の違いをまざまざと見せつけられました
１試合目「銚子商－横浜」と２試合目「横浜－二松学舎付」の序盤を見てきました。１試合目は得点的には７－４でしたが、実際には点差以上の大きな力の差が。打球の速さや体格の違いなど、とても一朝一夕では追いつけそうにありません。

特に高校球界最高の左バッターと言われているＴ選手。今まで見た誰よりもすごいバッターです。初回いきなりライナーでライトスタンドへ。（通算６１号だそうです）それよりもすごかったのは２打席目にライトポール際へ打った大ファール。５枚目の写真にあるライトスタンド上の建物の屋根へ当たって、そのまま場外へ消えていきました。たぶん推定飛距離１３０～１４０ｍ。いまだかってあんな打球見たことがありません。
２試合目の１打席目を見て帰ってきましたが、その打席も右中間最上段へライナー性のホームラン。土手の上の木がなければ、これも場外ホームランでした。その他の打席は外野手のファインプレーでアウトになったものの、片手で当てただけの打球が右中間のフェンス際まで飛ばされるなど、とても並みのピッチャーでは討ち取れるようなバッターではありませんでした。
ネット裏にはプロのスカウト（横浜ベイスターズ？）も見に来ていたとのこと。ドラフト１位指名は間違いないでしょう。

また、その他では１年生の２番バッターが３安打２ホームラン６打点。これだけの選手が集まっていれば、全国制覇を何度も出来るはずです。

グランドには観客席と呼べるようなところは一部しかありませんので、満員という表現は正しくありませんが、とにかくグランドの周りは観客で埋まっていました。当然、横浜から来ていた方も多かったようですが、学校内の臨時駐車場も満車。今日の対戦を聞いて、市内や近隣の少年野球チームなどもチーム全員で見学にきているところがけっこうあったようです。こんなトップクラスのチームの野球を見て、甲子園を目指してくれればいいのですが･･･。

やっぱりこういうチームとの試合は見ていても楽しいものです。強いチームに叩きのめされてこそ、弱点がわかるもの。実績が伴わないと難しいとは思いますが、強いチームとどんどん試合をして強くなってほしいものです。できれば、地元に来てもらって試合をしてくれると、なおさらうれしいのですが･･･。