軽量DP作製完了

意外に苦戦しましたが、どうにか調整できました
今日は昨日作っておいた軽量DPの調整に出かけました。午後から家の用事が入っていたため、午前中それも短時間での調整になり、カットアンドトライで走り回ったおかげでいい運動になりました。

シングルバンドのDPなら調整も簡単だろうと思っていましたが、意外に苦戦しました。昨日、細目(1.5mmぐらい?)の電線を買っておき、夜、適当な長さで接続。11m分を切ってもらったので、とりあえず50cmカットし、10.5mであとはカットアンドトライすることに。
5.4m物の釣竿の一番細い部分を抜き、約5mの給電点で調整スタート。ところがバンド内すべてSWRが落ちません。アナライザーが無いので、長いのかそれとも短いのかもわかりません。「ひょっとして導通?」確認するも大丈夫です。給電点が低いせいか、それとも調整場所の関係で完全な逆Vにならずに傾斜DPになっているせい?なんて思いながら、ATUを外し、マニュアルチューナーに付け替えてみると、どうも長いような気が・・・。5~10cmずつ恐る恐るカットしてみますが落ちません。

何回も繰り返し、50cmぐらい切ったところで下の方が少し下がってきました。やっぱり長いと思いましたが、以前これで切りすぎて失敗したことがあったことを思い出し、あえて慎重に。結局1m以上カットして、ようやくバンド内すべてOKに。バンドの一番上の方でもSWR1.4ぐらい。通常運用する周波数付近ではチューナーなしで1.1。試しに7の固定局と近距離の移動局をコールしてみたところ、問題なく一発コール。レポートも59+とのこと。ついでに21MHzでJIDXに参加していたロシアの局をコールするとこれも一発でピックアップしてもらえました。さすがに21はATUが必要でしたが・・・。

しかし、計算上ではエレメントの片側9.3mぐらいになってしまいます。どう考えてもこれは無理があります。最初はまったく気がつきませんでしたが、結果を考えると、ホームセンターのお姉さんが少しサービスしてくれたとしか思えません。そういえば、以前他のホームセンターでケーブルを買った際、「少し長めにしてありますから・・・」と言われたことがあったような気がします。短いよりはいいんですが、もっと早く気がつけば良かった・・・。でもそれより始めに巻尺で計り直すべきでしたね・・・。

このアンテナ、たぶんケーブルを含めても重量は300~400gぐらいだと思います。ポールも釣竿なので風にはよく振られますが、本当に軽くて簡単移動には最適かもしれません。作製者のコメントでは18や21などにもチューナーで合わせられるとのことですが、さすがにうちのチューナーでは21以外は無理のようでした。