3.11…あの日から10年
今年もまもなく3月11日。もう10年も経ちました。反面、まだ10年とも感じます。
あの日のことは、忘れようとしても忘れることはできません。あの日にあったことが、あれもこれもと思い出されます。
今はコロナという違う災難にも苦しめられていますが、3月11日、この日だけはあの日、あの時にあったことを忘れないように思い出しています。
記録を残すためにと作成したアンケート集を毎年この時期に読み返しています。その中に掲載している写真はリアルにその時の緊張感を表しています。
この時期になると、メディアは特集番組を見せてくれますが、この時期を過ぎると徐々にみんなの意識は離れていきます。
しかし、まだ東北は復興途上です。原発の問題もまったく解決していません。すべての被災者に本当の笑顔が戻るまで、復興、復旧は続いていきます。そのためにも、3.11、この日のことだけは記憶に留めておかなければなりません。
語り継ぐために~東日本大震災体験アンケート報告集~
https://chiba-jichiken.net/syuppan/tyousi/sinsai-houkoku-tyousi.pdf
アンケート調査から1年後の状況調査
https://chiba-jichiken.net/syuppan/report2014/sinsai-houkoku-tyousi_2.pdf
※津波をはじめヨットなどの写真は利根川河口の津波到来前後のものです(アンケート集掲載写真)。
堤防が壊れた写真は、2011年3月後半に市職労の仲間とともに旭市(飯岡)にボランティア活動に行った際、休憩時間に撮ったものです。旭市では津波により10数名の方が亡くなっています。
また、最後の写真は我が家においても多少の被害がありましたので、その記録です。